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自己免疫性肝炎
をテンプレートにして作成 ::
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illness
:自己免疫性肝炎 をテンプレートにして作成
開始行:
#norelated
#contents
*概要
生体は、細菌やウイルスなど体内に侵入してきた外敵、異物を...
通常、この免疫機能は、自らの体に対しては攻撃をしないよう...
これを自己免疫と呼びますが、その結果、肝臓に慢性炎症が生...
自己免疫性肝炎と診断される患者さんの80%以上は女性で男女比...
**症状
約6割の人が倦怠感を訴えます。他の症状としては黄疸、食思不...
**診断基準
-診断指針
中年以降の女性に好発し、慢性に経過する肝炎であり,肝細胞障...
-主要所見
--血中自己抗体(特に抗核抗体、抗平滑筋抗体など)が陽性
--血清γグロブリン値又はIgG値の上昇(2g/dl以上) 持続性又は...
--組織学的には肝細胞壊死所見及びpiecemeal necrosis を伴う...
上記の主要所見により、自己免疫性肝炎が疑われた場合、組織...
**国際診断基準によるAIH診断のためのスコアリングシステム
|項目||点数|
|女性||+2|
|ALP AST/ALT比|<1.5|+2|
|-|1.5~3.00|0|
|-|>3.0|-2|
|血清グロブリン又はIgG値&br;正常上限値との比|>2.0|+3|
|-|1.5~2.0|+2|
|-|1.0~1.5|+1|
|-|<1.0|0|
|ANA、SMA又はLKM-1抗体|>1:80|+3|
|-|1:80|+2|
|-|1:40|+1|
|-|<1:40|0|
|AMA陽性||-4|
|肝炎ウイルスマーカー|陽性|-3|
|-|陰性|+3|
|薬物投与歴|陽性|-4|
|-|陰性|+1|
|平均アルコール摂取量|<25g/日|+2|
|-|>60g/日|-2|
|肝組織像|Interface hepatitis|+3|
|-|リンパ球や形質細胞優位の細胞浸潤|+1|
|-|肝細胞のロゼット形成|+1|
|-|上記のいずれの所見も認めない|-5|
|-|胆管病変|-3|
|-|他の病変|-3|
|-|他の自己免疫疾患|+2|
|付加項目|他の認識された自己抗体陽性|+2|
|-|HLA DR3又はDR4陽性|+1|
|-|治療反応性寛解|+2|
|-|治療反応性再燃|+3|
|総合点数による評価|-||
|治療前|AIH確診例 (difiinite)|>15|
|治療後|AIH疑診例 (probable)|10~15|
|治療前|AIH確診例 (difiinite)|>17|
|治療後|AIH疑診例 (probable)|12~17|
**合併症
甲状腺機能低下症、関節リウマチなど他の自己免疫性疾患が合...
**薬
一般的にプレドニソロンが使用されます。
通常30から40mg/日で開始し、GOT、GPTの改善を確認しながらゆ...
平行して改善するわけではないので、投与は長く続けることが...
ウルソ(UDCA) GPTを正常化することができ、抗核抗体を下げる...
グリッソン鞘にはピースミールネクローシスがなくなりリンパ...
**治療法
自己免疫反応を抑えるために免疫抑制剤、特に副腎皮質ステロ...
殆どの患者さんで投与により血清GOT、GPTは速やかに正常化さ...
患者さんにはアザチオプリン(イムラン)などの免疫抑制剤を使...
終了行:
#norelated
#contents
*概要
生体は、細菌やウイルスなど体内に侵入してきた外敵、異物を...
通常、この免疫機能は、自らの体に対しては攻撃をしないよう...
これを自己免疫と呼びますが、その結果、肝臓に慢性炎症が生...
自己免疫性肝炎と診断される患者さんの80%以上は女性で男女比...
**症状
約6割の人が倦怠感を訴えます。他の症状としては黄疸、食思不...
**診断基準
-診断指針
中年以降の女性に好発し、慢性に経過する肝炎であり,肝細胞障...
-主要所見
--血中自己抗体(特に抗核抗体、抗平滑筋抗体など)が陽性
--血清γグロブリン値又はIgG値の上昇(2g/dl以上) 持続性又は...
--組織学的には肝細胞壊死所見及びpiecemeal necrosis を伴う...
上記の主要所見により、自己免疫性肝炎が疑われた場合、組織...
**国際診断基準によるAIH診断のためのスコアリングシステム
|項目||点数|
|女性||+2|
|ALP AST/ALT比|<1.5|+2|
|-|1.5~3.00|0|
|-|>3.0|-2|
|血清グロブリン又はIgG値&br;正常上限値との比|>2.0|+3|
|-|1.5~2.0|+2|
|-|1.0~1.5|+1|
|-|<1.0|0|
|ANA、SMA又はLKM-1抗体|>1:80|+3|
|-|1:80|+2|
|-|1:40|+1|
|-|<1:40|0|
|AMA陽性||-4|
|肝炎ウイルスマーカー|陽性|-3|
|-|陰性|+3|
|薬物投与歴|陽性|-4|
|-|陰性|+1|
|平均アルコール摂取量|<25g/日|+2|
|-|>60g/日|-2|
|肝組織像|Interface hepatitis|+3|
|-|リンパ球や形質細胞優位の細胞浸潤|+1|
|-|肝細胞のロゼット形成|+1|
|-|上記のいずれの所見も認めない|-5|
|-|胆管病変|-3|
|-|他の病変|-3|
|-|他の自己免疫疾患|+2|
|付加項目|他の認識された自己抗体陽性|+2|
|-|HLA DR3又はDR4陽性|+1|
|-|治療反応性寛解|+2|
|-|治療反応性再燃|+3|
|総合点数による評価|-||
|治療前|AIH確診例 (difiinite)|>15|
|治療後|AIH疑診例 (probable)|10~15|
|治療前|AIH確診例 (difiinite)|>17|
|治療後|AIH疑診例 (probable)|12~17|
**合併症
甲状腺機能低下症、関節リウマチなど他の自己免疫性疾患が合...
**薬
一般的にプレドニソロンが使用されます。
通常30から40mg/日で開始し、GOT、GPTの改善を確認しながらゆ...
平行して改善するわけではないので、投与は長く続けることが...
ウルソ(UDCA) GPTを正常化することができ、抗核抗体を下げる...
グリッソン鞘にはピースミールネクローシスがなくなりリンパ...
**治療法
自己免疫反応を抑えるために免疫抑制剤、特に副腎皮質ステロ...
殆どの患者さんで投与により血清GOT、GPTは速やかに正常化さ...
患者さんにはアザチオプリン(イムラン)などの免疫抑制剤を使...
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