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糖尿病
をテンプレートにして作成 ::
医療 Wiki
illness
:糖尿病 をテンプレートにして作成
開始行:
#norelated
#contents
*DM 概要
糖尿病とは、身体のインスリンが相対的・絶対的に不足するか...
主なものを以下に示す。
インスリンを作り出すβ-細胞が破壊されるインスリン依存型糖...
何らかの理由でインスリンの作用が働かないインスリン非依存...
徐々にインスリンが自己分泌されなくなる緩徐進行インスリン...
薬剤や疾患合併症としての複合型糖尿病、妊娠糖尿病
**病態
1型糖尿病、2型糖尿病、複合型糖尿病、緩徐進行1型糖尿病、妊...
***1型糖尿病(IDDM)
自己免疫不全やウイルス感染などの要因から、短期間でインス...
後に記する「生活習慣病」とは全く違うが、誤解を受けてしま...
***2型糖尿病(NIDDM)
遺伝要因に加え、生活習慣に起因して発症する。
正確に言えば「生活習慣病」と呼ばれるのはこの型であり、「...
内臓脂肪から分泌される物質や、体内の脂肪がインスリン抵抗...
基本、生活習慣の改善でコントロールは安定することが多い。 ...
***緩徐進行1型糖尿病(SPIDDM)
2型糖尿病とも表記されるが、最近になって区別され始めた病態...
初期の病態は2型糖尿病と同じ経過を辿る。 2型糖尿病と違う所...
GAD抗体の作用により(完全な因子ではないが)、徐々にインスリ...
最終的にはインスリン自己注射が不可欠となる。
生活習慣の正常化と血糖降下薬/インスリンなどの薬物療法を並...
***複合型糖尿病
2型糖尿病と病態はほぼ同じだが、病因が異なるため2型糖尿病...
ある種のインスリン抵抗性を持つホルモン(甲状腺ホルモン/成...
甲状腺ホルモン薬/成長ホルモン薬/副腎皮質ほるもん薬etcの投...
手術・妊娠など体に負担がかかる行為が引き金となり、ホルモ...
***妊娠糖尿病
妊娠中のホルモンバランスの組成変化に起因、インスリンの作...
遺伝的要因や妊娠中の過ごし方など、様々な要因がある。 余談...
糖尿病妊婦(すでに糖尿病を発症してから妊娠した場合)とは別...
基本的に、どちらの場合もハイリスク妊娠として扱われる。 肥...
経口血糖降下薬は妊娠中禁忌であるため、食事制限・軽運動・...
**日本糖尿病学会の血糖基準値
空腹時血糖値および75g糖負荷試験(OGTT)2時間値の判定基準...
|&br;|正常域|糖尿病域|
|空腹時血糖値&br;75gOGTT2時間値|<110(6.1)&br;<140(7....
|75gOGTTの判定|両者を満たすものを正常型とする|いずれかを...
|^|正常型にも糖尿病型にも属さないものを境界型とする||
随時血糖値≧200mg/dL(≧11.1mmol/L)の場合も糖尿病型とみな...
正常型であっても、1時間値が180mg/dL(10.0mmol/L)以上の場...
**症状
糖尿病本体には症状といった症状がないが、進行期においては...
***重篤な症状
-高血糖高浸透圧昏睡(高血糖昏睡)
コントロール不良の2型糖尿病患者に見られる。
血糖値が急上昇する事により、昏睡状態に陥る。この場合、命...
-糖尿病性ケトアシドーシス
糖尿病や飢餓時のように脂肪酸代謝が亢進しする病態では、ケ...
このようなケトンによるアシドーシスは特にケトアシドーシス...
原因はインスリンの絶対的な欠乏と言われており、1型以外の患...
***初期でよくある症状
-喉の渇き(ペットボトル症候群とも呼ばれる)
高血糖状態が続く事により血液浸透圧が高くなり、浸透圧を下...
過去に一晩中ヤカンから水を飲み続けた子供、1日に8Lの水を飲...
-眠気 高血糖状態が続くと、中枢神経が満腹であると判断して...
時折判断低下の原因ともなるが、これだけでは糖尿病の決定的...
-病的かつ急激な体重の減少
ここまで来ると初期の症状とは言いにくいが、この現象が元で...
体内で糖代謝ができなくなった結果、栄養分は体にたくさんあ...
対処法は、血糖コントロールの適正化に限る。
--参考:健康な標準体型の成人がダイエットしても健康に問題な...
ダイエットと病的体重減少は違う事に気をつけたい。
**合併症
糖尿病で怖いとされている三大合併症として「糖尿病性網膜症...
糖尿病性網膜症、[[脂質異常症]]、ヘマトクリット低値は、網...
喫煙については、大血管症への影響を考慮し、禁煙することが...
硝子体手術、光凝固療法により視力障害の進行を抑制し、良好...
眼底出血、硝子体出血、網膜剥離、糖尿病黄斑症や緑内障を伴...
***糖尿病神経障害
発症、進行の危険因子には、血糖コントロールの不良、糖尿病...
これらの内の最大因子である血糖コントロールの不良により高...
***遠位性対称性多発性神経障害
α-リポ酸 (α-lipoic acid: ALA) の服用により感覚症状および...
***有痛性糖尿病末梢神経障害、糖尿病腎症
血糖コントロール、及び、厳格な血圧管理(目標130/80mmHg未満...
大血管症 高血糖の程度が軽い境界型耐糖能異常でも大血管症の...
高血圧症、脂質異常症、肥満、喫煙などの危険因子が複数合併...
脂質異常症 糖尿病とは完全に独立した因子ではあるが、糖尿病...
食事療法と運動療法により糖・脂質代謝の改善が認められる。
***その他の合併症
皮膚糸状菌に起因する足指爪真菌症 創傷壊疽
**治療法
食事療法・運動療法・薬物療法の3種類がある。病院によっては...
***食事療法
1日当たりの摂取カロリーの基準を1600kcal(20単位/1単位=80kc...
「(標準体重×25)kcal/日」と計算される事が多い(これは健康な...
なお、重度肥満・合併症を併発している場合や強程度の活動を...
食事療法というものの、高血圧や糖尿病性腎症を発症していな...
-カーボカウンティング(糖質制限)というコントロール方法もあ...
特別な合併症がない場合、塩分は健常人と同じ1日10g程度で問...
アルコール・嗜好菓子は原則として禁止であるが、主治医及び...
ただし、コントロールが良好とされている場合に限る。自制心...
***運動療法
基本的には、適正体重を目指しながら1日1万歩(ウォーキング1...
無酸素運動がいけないという訳ではなく、有酸素運動と無酸素...
合併症及び高血圧症を併発している場合、逆に運動をしてはい...
骨折り損のくたびれ儲けにならないように気をつけながら、主...
***薬物療法
運動療法・食事療法で効果が得られない場合の補助的手段とし...
**薬
病形、体質などにより若干異なるが、インスリン分泌が絶対的...
経口血糖降下薬 2型糖尿病において血糖値を正常化させること...
***スルフォニルウレア剤(SU薬)
SU薬は基本的にはインシュリン基礎分泌を促進する薬であるた...
このためHbA1c(グリコヘモグロビン)といった平均値のみで効...
インシュリン分泌を高めることは同化反応を亢進させ、体重増...
これも空腹時低血糖により過食となり食事療法が乱れた場合と...
そのため、空腹時低血糖による食事療法の乱れなども発見しや...
おもな副作用はインシュリン過剰分泌による低血糖である。
したがって交感神経機能が障害されている患者、意識障害があ...
-オイグルコン錠・ダオニール錠(一般名:グリベンクラミド)強
-グリミクロン錠(一般名:グリクラシド)弱
-アマリール錠(一般名:イグリメピリド)インシュリン抵抗性...
***速効型インシュリン分泌促進薬(フェニールアラニン誘導体...
フェニールアラニン誘導体(グリニド系)はSU構造は持たないも...
食後は吸収が悪くなるので食直前に内服する。5-15分で薬効を...
-ファスティック錠・スターシス錠(一般名:ナテグリニド)
-グルファスト錠(一般名:ミチグリニド)
-シュアポスト錠(一般名:レパグリニド)
シュアポスト錠は、膵臓のβ細胞にあるスルホニル尿素(SU)受...
食後血糖推移の改善に加え、既存薬よりも強い空腹時血糖の低...
***ブドウ糖吸収阻害薬(αGI薬)
糖質が吸収されるためには澱粉のような多糖類から消化酵素の...
鼓腸、膨満感、腹部不快感、下痢などの副作用がよく報告され...
αGIの継続的な使用によってこれらの副作用は軽減していく傾向...
腸閉塞様症状に至る場合もあり糖尿病性神経障害で消化管蠕動...
体質的に、肝障害を来す例があるので肝トランスアミナーゼの...
αGIに体重増加作用はないため、食事療法の妨げにならない。
-ベイスン錠(一般名:ボグリボース)
-グルコバイ錠(一般名:アカルボース)
-セイブル錠(一般名:ミグリトール)
***インクレチンの分解酵素 DPP-4(ジペプチジルペプチダー...
栄養素が消化管にとりこまれると、インクレチンである「GLP-1...
しかし、インクレチンは血中などに多くある酵素「DPP-4(ジペ...
-エクア錠(一般名:ビルダグリプチン)
血糖値を調節するホルモンであるインクレチンを分解する酵素...
-ジャヌビア錠、グラクティブ錠(一般名:シタグリプチンリン...
-トラゼンタ錠(一般名:リナグリプチン)
主な排泄経路が腎臓でないため、患者の腎機能が低下しても用...
-ネシーナ錠(一般名:アログリプチン安息香酸塩)
-トラディアンス配合錠(一般名:エンパグリフロジン/リナグ...
***インシュリン抵抗性改善薬(ビグアナイド系 BG薬)
肝臓に作用して糖新生を抑え(糖新生抑制)、筋肉での糖の取...
体重は不変から減少傾向となり、食事療法の妨げになりません。
肝障害、腎障害、心障害の既往がある患者には使用をさけます。
-メルビン錠(一般名:塩酸メトホルミン)
-ジベトス錠(一般名:ブホルミン塩酸塩)
//-(一般名:)
--副作用
軽度の胃腸障害があるが、これは一時的なもので少量から開始...
発熱時、下痢など脱水のおそれがあるときは休薬する。ヨード...
***インシュリン抵抗性改善薬(チアゾリジン誘導体)
インスリン抵抗性のある糖尿病患者に投与すると、高インスリ...
その他、抗炎症作用、抗動脈硬化作用もある。
女性、高齢者において少量 (15mg/日) からの投与される。浮腫...
-アクトス錠(一般名:塩酸ビオグリダゾン)
//-(一般名:)
**その他のインスリン
-レベミル注(一般名:インスリン デテミル)
持効型溶解インスリンアナログ製剤「レベミル注 300フレック...
1日1回投与でほぼ1日にわたって血糖降下作用が持続する持効型...
インスリン療法が適応となる1型糖尿病と2型糖尿病の成人と小...
レベミルは、欧州では2004年、米国では2005年に承認された。...
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*DM 概要
糖尿病とは、身体のインスリンが相対的・絶対的に不足するか...
主なものを以下に示す。
インスリンを作り出すβ-細胞が破壊されるインスリン依存型糖...
何らかの理由でインスリンの作用が働かないインスリン非依存...
徐々にインスリンが自己分泌されなくなる緩徐進行インスリン...
薬剤や疾患合併症としての複合型糖尿病、妊娠糖尿病
**病態
1型糖尿病、2型糖尿病、複合型糖尿病、緩徐進行1型糖尿病、妊...
***1型糖尿病(IDDM)
自己免疫不全やウイルス感染などの要因から、短期間でインス...
後に記する「生活習慣病」とは全く違うが、誤解を受けてしま...
***2型糖尿病(NIDDM)
遺伝要因に加え、生活習慣に起因して発症する。
正確に言えば「生活習慣病」と呼ばれるのはこの型であり、「...
内臓脂肪から分泌される物質や、体内の脂肪がインスリン抵抗...
基本、生活習慣の改善でコントロールは安定することが多い。 ...
***緩徐進行1型糖尿病(SPIDDM)
2型糖尿病とも表記されるが、最近になって区別され始めた病態...
初期の病態は2型糖尿病と同じ経過を辿る。 2型糖尿病と違う所...
GAD抗体の作用により(完全な因子ではないが)、徐々にインスリ...
最終的にはインスリン自己注射が不可欠となる。
生活習慣の正常化と血糖降下薬/インスリンなどの薬物療法を並...
***複合型糖尿病
2型糖尿病と病態はほぼ同じだが、病因が異なるため2型糖尿病...
ある種のインスリン抵抗性を持つホルモン(甲状腺ホルモン/成...
甲状腺ホルモン薬/成長ホルモン薬/副腎皮質ほるもん薬etcの投...
手術・妊娠など体に負担がかかる行為が引き金となり、ホルモ...
***妊娠糖尿病
妊娠中のホルモンバランスの組成変化に起因、インスリンの作...
遺伝的要因や妊娠中の過ごし方など、様々な要因がある。 余談...
糖尿病妊婦(すでに糖尿病を発症してから妊娠した場合)とは別...
基本的に、どちらの場合もハイリスク妊娠として扱われる。 肥...
経口血糖降下薬は妊娠中禁忌であるため、食事制限・軽運動・...
**日本糖尿病学会の血糖基準値
空腹時血糖値および75g糖負荷試験(OGTT)2時間値の判定基準...
|&br;|正常域|糖尿病域|
|空腹時血糖値&br;75gOGTT2時間値|<110(6.1)&br;<140(7....
|75gOGTTの判定|両者を満たすものを正常型とする|いずれかを...
|^|正常型にも糖尿病型にも属さないものを境界型とする||
随時血糖値≧200mg/dL(≧11.1mmol/L)の場合も糖尿病型とみな...
正常型であっても、1時間値が180mg/dL(10.0mmol/L)以上の場...
**症状
糖尿病本体には症状といった症状がないが、進行期においては...
***重篤な症状
-高血糖高浸透圧昏睡(高血糖昏睡)
コントロール不良の2型糖尿病患者に見られる。
血糖値が急上昇する事により、昏睡状態に陥る。この場合、命...
-糖尿病性ケトアシドーシス
糖尿病や飢餓時のように脂肪酸代謝が亢進しする病態では、ケ...
このようなケトンによるアシドーシスは特にケトアシドーシス...
原因はインスリンの絶対的な欠乏と言われており、1型以外の患...
***初期でよくある症状
-喉の渇き(ペットボトル症候群とも呼ばれる)
高血糖状態が続く事により血液浸透圧が高くなり、浸透圧を下...
過去に一晩中ヤカンから水を飲み続けた子供、1日に8Lの水を飲...
-眠気 高血糖状態が続くと、中枢神経が満腹であると判断して...
時折判断低下の原因ともなるが、これだけでは糖尿病の決定的...
-病的かつ急激な体重の減少
ここまで来ると初期の症状とは言いにくいが、この現象が元で...
体内で糖代謝ができなくなった結果、栄養分は体にたくさんあ...
対処法は、血糖コントロールの適正化に限る。
--参考:健康な標準体型の成人がダイエットしても健康に問題な...
ダイエットと病的体重減少は違う事に気をつけたい。
**合併症
糖尿病で怖いとされている三大合併症として「糖尿病性網膜症...
糖尿病性網膜症、[[脂質異常症]]、ヘマトクリット低値は、網...
喫煙については、大血管症への影響を考慮し、禁煙することが...
硝子体手術、光凝固療法により視力障害の進行を抑制し、良好...
眼底出血、硝子体出血、網膜剥離、糖尿病黄斑症や緑内障を伴...
***糖尿病神経障害
発症、進行の危険因子には、血糖コントロールの不良、糖尿病...
これらの内の最大因子である血糖コントロールの不良により高...
***遠位性対称性多発性神経障害
α-リポ酸 (α-lipoic acid: ALA) の服用により感覚症状および...
***有痛性糖尿病末梢神経障害、糖尿病腎症
血糖コントロール、及び、厳格な血圧管理(目標130/80mmHg未満...
大血管症 高血糖の程度が軽い境界型耐糖能異常でも大血管症の...
高血圧症、脂質異常症、肥満、喫煙などの危険因子が複数合併...
脂質異常症 糖尿病とは完全に独立した因子ではあるが、糖尿病...
食事療法と運動療法により糖・脂質代謝の改善が認められる。
***その他の合併症
皮膚糸状菌に起因する足指爪真菌症 創傷壊疽
**治療法
食事療法・運動療法・薬物療法の3種類がある。病院によっては...
***食事療法
1日当たりの摂取カロリーの基準を1600kcal(20単位/1単位=80kc...
「(標準体重×25)kcal/日」と計算される事が多い(これは健康な...
なお、重度肥満・合併症を併発している場合や強程度の活動を...
食事療法というものの、高血圧や糖尿病性腎症を発症していな...
-カーボカウンティング(糖質制限)というコントロール方法もあ...
特別な合併症がない場合、塩分は健常人と同じ1日10g程度で問...
アルコール・嗜好菓子は原則として禁止であるが、主治医及び...
ただし、コントロールが良好とされている場合に限る。自制心...
***運動療法
基本的には、適正体重を目指しながら1日1万歩(ウォーキング1...
無酸素運動がいけないという訳ではなく、有酸素運動と無酸素...
合併症及び高血圧症を併発している場合、逆に運動をしてはい...
骨折り損のくたびれ儲けにならないように気をつけながら、主...
***薬物療法
運動療法・食事療法で効果が得られない場合の補助的手段とし...
**薬
病形、体質などにより若干異なるが、インスリン分泌が絶対的...
経口血糖降下薬 2型糖尿病において血糖値を正常化させること...
***スルフォニルウレア剤(SU薬)
SU薬は基本的にはインシュリン基礎分泌を促進する薬であるた...
このためHbA1c(グリコヘモグロビン)といった平均値のみで効...
インシュリン分泌を高めることは同化反応を亢進させ、体重増...
これも空腹時低血糖により過食となり食事療法が乱れた場合と...
そのため、空腹時低血糖による食事療法の乱れなども発見しや...
おもな副作用はインシュリン過剰分泌による低血糖である。
したがって交感神経機能が障害されている患者、意識障害があ...
-オイグルコン錠・ダオニール錠(一般名:グリベンクラミド)強
-グリミクロン錠(一般名:グリクラシド)弱
-アマリール錠(一般名:イグリメピリド)インシュリン抵抗性...
***速効型インシュリン分泌促進薬(フェニールアラニン誘導体...
フェニールアラニン誘導体(グリニド系)はSU構造は持たないも...
食後は吸収が悪くなるので食直前に内服する。5-15分で薬効を...
-ファスティック錠・スターシス錠(一般名:ナテグリニド)
-グルファスト錠(一般名:ミチグリニド)
-シュアポスト錠(一般名:レパグリニド)
シュアポスト錠は、膵臓のβ細胞にあるスルホニル尿素(SU)受...
食後血糖推移の改善に加え、既存薬よりも強い空腹時血糖の低...
***ブドウ糖吸収阻害薬(αGI薬)
糖質が吸収されるためには澱粉のような多糖類から消化酵素の...
鼓腸、膨満感、腹部不快感、下痢などの副作用がよく報告され...
αGIの継続的な使用によってこれらの副作用は軽減していく傾向...
腸閉塞様症状に至る場合もあり糖尿病性神経障害で消化管蠕動...
体質的に、肝障害を来す例があるので肝トランスアミナーゼの...
αGIに体重増加作用はないため、食事療法の妨げにならない。
-ベイスン錠(一般名:ボグリボース)
-グルコバイ錠(一般名:アカルボース)
-セイブル錠(一般名:ミグリトール)
***インクレチンの分解酵素 DPP-4(ジペプチジルペプチダー...
栄養素が消化管にとりこまれると、インクレチンである「GLP-1...
しかし、インクレチンは血中などに多くある酵素「DPP-4(ジペ...
-エクア錠(一般名:ビルダグリプチン)
血糖値を調節するホルモンであるインクレチンを分解する酵素...
-ジャヌビア錠、グラクティブ錠(一般名:シタグリプチンリン...
-トラゼンタ錠(一般名:リナグリプチン)
主な排泄経路が腎臓でないため、患者の腎機能が低下しても用...
-ネシーナ錠(一般名:アログリプチン安息香酸塩)
-トラディアンス配合錠(一般名:エンパグリフロジン/リナグ...
***インシュリン抵抗性改善薬(ビグアナイド系 BG薬)
肝臓に作用して糖新生を抑え(糖新生抑制)、筋肉での糖の取...
体重は不変から減少傾向となり、食事療法の妨げになりません。
肝障害、腎障害、心障害の既往がある患者には使用をさけます。
-メルビン錠(一般名:塩酸メトホルミン)
-ジベトス錠(一般名:ブホルミン塩酸塩)
//-(一般名:)
--副作用
軽度の胃腸障害があるが、これは一時的なもので少量から開始...
発熱時、下痢など脱水のおそれがあるときは休薬する。ヨード...
***インシュリン抵抗性改善薬(チアゾリジン誘導体)
インスリン抵抗性のある糖尿病患者に投与すると、高インスリ...
その他、抗炎症作用、抗動脈硬化作用もある。
女性、高齢者において少量 (15mg/日) からの投与される。浮腫...
-アクトス錠(一般名:塩酸ビオグリダゾン)
//-(一般名:)
**その他のインスリン
-レベミル注(一般名:インスリン デテミル)
持効型溶解インスリンアナログ製剤「レベミル注 300フレック...
1日1回投与でほぼ1日にわたって血糖降下作用が持続する持効型...
インスリン療法が適応となる1型糖尿病と2型糖尿病の成人と小...
レベミルは、欧州では2004年、米国では2005年に承認された。...
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