#norelated #contents *カルシトリオール製剤 [#pa878b69] ''二次性副甲状腺機能亢進症治療剤(活性型ビタミンD3製剤)'' -カルシトリオール静注液 (製薬会社:富士製薬工業株式会社) **作用と効果 [#z1500469] 維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症 **用法・用量 [#w7e7a9cd] 通常、成人には投与初期は、カルシトリオールとして、1回1μgを週2〜3回、透析終了時にできるだけ緩徐に静脈内投与する。 以後は、患者の副甲状腺ホルモン及び血清カルシウムの十分な管理のもと、1回0.5μgから1.5μgの範囲内で適宜増減し、週1〜3回、透析終了時にできるだけ緩徐に投与する。 **生活上の注意 [#md921c8c] **副作用 [#t1d9ef22] ***重大な副作用 [#acebb139] -高カルシウム血症 --本剤には血清カルシウム上昇作用が認められるので、血清カルシウム値は定期的(少なくとも2週に1回)に測定すること。 --血清カルシウム値が医療機関の血清カルシウム値の基準値上限を1mg/dL超えた場合には、直ちに休薬すること。 --また、高カルシウム血症に基づくと考えられる症状(そう痒感、いらいら感等)の出現に注意すること。 --投与の再開については、休薬により血清カルシウム値が、医療機関の血清カルシウム値の基準値まで低下したことを確認した上で、休薬前の投与量を参考に、減量等も考慮して投与すること。 ***その他の副作用 [#e19c5adf] -消化器 嘔気、嘔吐、食欲不振、便秘、膵炎の悪化 -精神神経系 いらいら感、不眠、手しびれ感、めまい、頭痛、感情鈍麻(ぼんやり)、気分不良、うつ状態悪化 -循環器 高血圧、動悸、心房細動、QT延長、房室ブロック -肝臓 γ-GTP上昇、AST(GOT)上昇 -皮膚 そう痒感、ざ瘡、発疹 -眼 結膜充血 -筋・骨格 関節痛、筋力低下、背部痛 -代謝 高リン血症、LDH上昇 -血液 好酸球増多、リンパ球減少、血小板減少、好中球増多、単球増多 -その他 不快感(四肢、腰部、肛門)、顔面潮紅、胸部圧迫感 **ジェネリック医薬品 [#e79d5149] -