.
スポンサーリンク
  
現: 2011-05-23 (月) 18:36:12 seriza ソース
Line 1: Line 1:
 +#norelated
 +#contents
 +*色素負荷試験 [#e4459ec0]
 +ICGとはインドシアニングリーンという暗緑色の色素です。この色素を腕の静脈に注射し、一定時間後に採取し、色素がどれだけ残っているか、すなわち肝臓でどれだけ処理されたかを調べるのがICG試験です。
 +**何がわかるのか [#t139eb93]
 +ICGは体にとっては異物であるため、血液中に入ると肝臓がとり込んで胆汁中に排泄してしまいます。ところが、肝臓の機能が低下して異物を処理する能力が低下している場合にはICGを処理できずに血液中に残ってしまいます。そのため、ICGがどれだけ残っているかを測定すれば、肝臓の予備力、言い換えれば肝障害がどの程度まで進んでいるかがわかります。
 +この値は高くなります。また、胆汁の流れが不十分である場合にも、この値は高くなります。
 +**どのような検査か [#t444d4a3]
 +ICGを体重1kgあたり0.5mg、静脈に注射して、15分後に反対の腕から採取して、血液中に残っているICGの量を調べます。注射と採血と2回針をさされますが、それ以外はほとんど苦痛はありません。
 +
 +**検査を受ける時の注意 [#q5c28edc]
 +食事制限や準備はいりません。ヨードにアレルギーのある方は予め申し出てください。
 +
 +**検査結果の判定 [#ncfcaed9]
 +15分後の値が15%以上あったら、30分後と45分後に採血して検査します。15分後に30%以上あったら肝硬変が疑われます。45分後に30%を超えていたら、肝障害が相当進んでいると考えられます。肝硬変になると血漿消失率の停滞値は0.100以下に下がります。
 +
 +**異常な場合に疑われる病気 [#nf72e6cf]
 +肝炎、肝硬変、肝臓がん、胆汁流出障害など。
 +**BSP試験 [#eaa51bac]
 +ICG試験と原理は同じでBSP(ブロモスルホフタレイン)という色素を注射し、45分後に採血して調べます。基準値は45分値で6%以下です。
 +アレルギー反応があらわれることがあるので、特殊な場合を除いてはあまり行われません。
  

  • ICG試験 のバックアップ差分(No. All)
    • 現: 2011-05-23 (月) 18:36:12 seriza
スポンサーリンク

トップ   差分 バックアップ 複製 名前変更 リロード印刷に適した表示   ページ新規作成 全ページ一覧 単語検索 最新ページの一覧   ヘルプ   最新ページのRSS 1.0 最新ページのRSS 2.0 最新ページのRSS Atom Powered by xpWiki
Counter: 6527, today: 1, yesterday: 0
サイト内検索

ページの一覧 索引

ログイン

ユーザー名:


パスワード:




SSL
パスワード紛失  |新規登録

メインメニュー

更新ページ

フォーラム 投稿一覧
  1. Re: 遅発性ジスキネジア たか 2024/1/23 21:38
  2. Re: 肢端紅痛症 ゆみ 2023/12/16 16:09
  3. Re: アロフト錠 aiko 2023/5/22 13:51
  4. Re: PCR検査を受けられる条件 aiko 2023/5/22 13:44
  5. Re: 多発性筋炎・皮膚筋炎 aiko 2023/5/22 13:36
  6. Re: プロマックD錠 aiko 2023/5/22 13:28
  7. Re: メネシット錠 aiko 2023/5/22 13:16
  8. Re: 肢端紅痛症 aiko 2023/5/22 13:08
  9. Re: 肢端紅痛症 ゲスト 2023/5/4 19:35
  10. Re: メネシット錠 訪看碧い音 2022/10/25 12:03

.
スポンサーリンク

病気、難病、特定疾患などの患者さんのSNS iness


オンライン状況
147 人のユーザが現在オンラインです。 (143 人のユーザが 医療 薬 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 147

もっと...