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4: 2022-03-28 (月) 17:21:52 kondo ソース 現: 2024-06-18 (火) 13:07:19 kondo ソース
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**作用と効果 [#yfb4875f] **作用と効果 [#yfb4875f]
がん細胞遺伝子の合成や機能を障害することにより、がん細胞の増殖を抑える作用があります。 がん細胞遺伝子の合成や機能を障害することにより、がん細胞の増殖を抑える作用があります。
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-下記疾患の自覚的並びに他覚的症状の緩解 -下記疾患の自覚的並びに他覚的症状の緩解
胃癌、肝癌、結腸・直腸癌、乳癌、膵癌、子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌 胃癌、肝癌、結腸・直腸癌、乳癌、膵癌、子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌
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食道癌、肺癌、頭頸部腫瘍 食道癌、肺癌、頭頸部腫瘍
-以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法 -以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法
-頭頸部癌、食道癌+頭頸部癌、食道癌、治癒切除不能な進行・再発の胃癌
-レボホリナート・フルオロウラシル持続静注併用療法 -レボホリナート・フルオロウラシル持続静注併用療法
-結腸・直腸癌、小腸癌、治癒切除不能な膵癌 +結腸・直腸癌、小腸癌、治癒切除不能な膵癌、治癒切除不能な進行・再発の胃癌
**用法・用量 [#kc02034e] **用法・用量 [#kc02034e]
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--単独で使用する場合 
---フルオロウラシルとして、通常、成人には1日5~15mg/kgを最初の5日間連日1日1回静脈内に注射又は点滴静注する。以後5~7.5mg/kgを隔日に1日1回静脈内に注射又は点滴静注する。 
---フルオロウラシルとして、通常、成人には1日5~15mg/kgを隔日に1日1回静脈内に注射又は点滴静注する。 
---フルオロウラシルとして、通常、成人には1日5mg/kgを10~20日間連日1日1回静脈内に注射又は点滴静注する。 
---フルオロウラシルとして、通常、成人には1日10~20mg/kgを週1回静脈内に注射又は点滴静注する。 
 +
 +
 +1.単独で使用する場合
 +-フルオロウラシルとして、通常、成人には1日5~15mg/kgを最初の5日間連日1日1回静脈内に注射又は点滴静注する。以後5~7.5mg/kgを隔日に1日1回静脈内に注射又は点滴静注する。
 +-フルオロウラシルとして、通常、成人には1日5~15mg/kgを隔日に1日1回静脈内に注射又は点滴静注する。
 +-フルオロウラシルとして、通常、成人には1日5mg/kgを10~20日間連日1日1回静脈内に注射又は点滴静注する。
 +-フルオロウラシルとして、通常、成人には1日10~20mg/kgを週1回静脈内に注射又は点滴静注する。
また、必要に応じて動脈内に通常、成人には1日5mg/kgを適宜注射する。 また、必要に応じて動脈内に通常、成人には1日5mg/kgを適宜注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。
- +2.他の抗悪性腫瘍剤又は放射線と併用する場合
- +
--他の抗悪性腫瘍剤又は放射線と併用する場合+
フルオロウラシルとして、通常、成人には1日5~10mg/kgを他の抗悪性腫瘍剤又は放射線と併用し、1の方法に準じ、又は間歇的に週1~2回用いる。 フルオロウラシルとして、通常、成人には1日5~10mg/kgを他の抗悪性腫瘍剤又は放射線と併用し、1の方法に準じ、又は間歇的に週1~2回用いる。
--頭頸部癌に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法の場合+3.頭頸部癌、食道癌及び治癒切除不能な進行・再発の胃癌に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法の場合
他の抗悪性腫瘍剤との併用療法において、通常、成人にはフルオロウラシルとして1日1000mg/m2(体表面積)までを、4~5日間連日で持続点滴する。投与を繰り返す場合には少なくとも3週間以上の間隔をあけて投与する。本剤単独投与の場合には併用投与時に準じる。 他の抗悪性腫瘍剤との併用療法において、通常、成人にはフルオロウラシルとして1日1000mg/m2(体表面積)までを、4~5日間連日で持続点滴する。投与を繰り返す場合には少なくとも3週間以上の間隔をあけて投与する。本剤単独投与の場合には併用投与時に準じる。
なお、年齢、患者の状態などにより適宜減量する。 なお、年齢、患者の状態などにより適宜減量する。
--結腸・直腸癌に対するレボホリナート・フルオロウラシル持続静注併用療法 +4.結腸・直腸癌に対するレボホリナート・フルオロウラシル持続静注併用療法 
---通常、成人にはレボホリナートとして1回100mg/m2(体表面積)を2時間かけて点滴静脈内注射する。レボホリナートの点滴静脈内注射終了直後にフルオロウラシルとして400mg/m2(体表面積)を静脈内注射、さらにフルオロウラシルとして600mg/m2(体表面積)を22時間かけて持続静注する。これを2日間連続して行い、2週間ごとに繰り返す。 +-通常、成人にはレボホリナートとして1回100mg/m2(体表面積)を2時間かけて点滴静脈内注射する。レボホリナートの点滴静脈内注射終了直後にフルオロウラシルとして400mg/m2(体表面積)を静脈内注射、さらにフルオロウラシルとして600mg/m2(体表面積)を22時間かけて持続静注する。これを2日間連続して行い、2週間ごとに繰り返す。 
---通常、成人にはレボホリナートとして1回250mg/m2(体表面積)を2時間かけて点滴静脈内注射する。レボホリナートの点滴静脈内注射終了直後にフルオロウラシルとして2600mg/m2(体表面積)を24時間持続静注する。1週間ごとに6回繰り返した後、2週間休薬する。これを1クールとする。 +-通常、成人にはレボホリナートとして1回250mg/m2(体表面積)を2時間かけて点滴静脈内注射する。レボホリナートの点滴静脈内注射終了直後にフルオロウラシルとして2600mg/m2(体表面積)を24時間持続静注する。1週間ごとに6回繰り返した後、2週間休薬する。これを1クールとする。 
---通常、成人にはレボホリナートとして1回200mg/m2(体表面積)を2時間かけて点滴静脈内注射する。レボホリナートの点滴静脈内注射終了直後にフルオロウラシルとして400mg/m2(体表面積)を静脈内注射、さらにフルオロウラシルとして2400~3000mg/m2(体表面積)を46時間持続静注する。これを2週間ごとに繰り返す。 +-通常、成人にはレボホリナートとして1回200mg/m2(体表面積)を2時間かけて点滴静脈内注射する。レボホリナートの点滴静脈内注射終了直後にフルオロウラシルとして400mg/m2(体表面積)を静脈内注射、さらにフルオロウラシルとして2400~3000mg/m2(体表面積)を46時間持続静注する。これを2週間ごとに繰り返す。
なお、年齢、患者の状態などにより適宜減量する。 なお、年齢、患者の状態などにより適宜減量する。
- +5.小腸癌、治癒切除不能な膵癌及び治癒切除不能な進行・再発の胃癌に対するレボホリナート・フルオロウラシル持続静注併用療法
- +
--小腸癌及び治癒切除不能な膵癌に対するレボホリナート・フルオロウラシル持続静注併用療法+
通常、成人にはレボホリナートとして1回200mg/m2(体表面積)を2時間かけて点滴静脈内注射する。レボホリナートの点滴静脈内注射終了直後にフルオロウラシルとして400mg/m2(体表面積)を静脈内注射、さらにフルオロウラシルとして2400mg/m2(体表面積)を46時間持続静注する。これを2週間ごとに繰り返す。 通常、成人にはレボホリナートとして1回200mg/m2(体表面積)を2時間かけて点滴静脈内注射する。レボホリナートの点滴静脈内注射終了直後にフルオロウラシルとして400mg/m2(体表面積)を静脈内注射、さらにフルオロウラシルとして2400mg/m2(体表面積)を46時間持続静注する。これを2週間ごとに繰り返す。
なお、年齢、患者の状態などにより適宜減量する。 なお、年齢、患者の状態などにより適宜減量する。
Line 104: Line 101:
***その他の副作用 [#dfe2fa5b] ***その他の副作用 [#dfe2fa5b]
|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1~5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明| |BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1~5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明|
-|血液及びリンパ系障害|||||+//|血液及びリンパ系障害|-|-|-|-|
|肝臓|-|-|-|AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、ビリルビン上昇等の肝機能検査値異常| |肝臓|-|-|-|AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、ビリルビン上昇等の肝機能検査値異常|
-|肝胆道系|||||+//|肝胆道系|-|-|-|-|
|腎臓|-|蛋白尿|-|BUN上昇、クレアチニン値上昇、クレアチニン・クリアランス低下| |腎臓|-|蛋白尿|-|BUN上昇、クレアチニン値上昇、クレアチニン・クリアランス低下|
-|泌尿器||||| +//|泌尿器|-|-|-|-
-|生殖系及び乳房|||||+//|生殖系及び乳房|-|-|-|-|
|精神神経系|けん怠感|-|-|めまい、末梢神経障害(しびれ、知覚異常等)| |精神神経系|けん怠感|-|-|めまい、末梢神経障害(しびれ、知覚異常等)|
-|神経系||||| +//|神経系|-|-|-|-
-|感覚器|||||+//|感覚器|-|-|-|-|
|眼|-|-|-|流涙、結膜炎| |眼|-|-|-|流涙、結膜炎|
-|耳||||| +//|耳|-|-|-|-
-|錐体外路症状|||||+//|錐体外路症状|-|-|-|-|
|循環器 心臓|-|-|-|心電図異常(ST上昇、T逆転、不整脈等)、胸痛、胸内苦悶| |循環器 心臓|-|-|-|心電図異常(ST上昇、T逆転、不整脈等)、胸痛、胸内苦悶|
-|血管||||| +//|血管|-|-|-|-
-|呼吸器|||||+//|呼吸器|-|-|-|-|
|消化器|食欲不振、下痢、悪心・嘔吐|味覚異常、口渇、腹部膨満感、腹痛、下血|便秘|口角炎、舌炎、胸やけ| |消化器|食欲不振、下痢、悪心・嘔吐|味覚異常、口渇、腹部膨満感、腹痛、下血|便秘|口角炎、舌炎、胸やけ|
|皮膚・皮下組織系|-|色素沈着、脱毛、浮腫、びらん、水疱、そう痒感、紅潮|-|爪の異常、光線過敏症| |皮膚・皮下組織系|-|色素沈着、脱毛、浮腫、びらん、水疱、そう痒感、紅潮|-|爪の異常、光線過敏症|
|過敏症|-|発疹|-|-| |過敏症|-|発疹|-|-|
-|下垂体・副腎皮質系||||| +//|下垂体・副腎皮質系|-|-|-|-
-|免疫系||||| +//|免疫系|-|-|-|-
-|代謝及び栄養||||| +//|代謝及び栄養|-|-|-|-
-|内分泌||||| +//|内分泌|-|-|-|-
-|筋骨格系及び結合組織障害||||| +//|筋骨格系及び結合組織障害|-|-|-|-
-|全身||||| +//|全身|-|-|-|-
-|投与部位||||| +//|投与部位|-|-|-|-
-|感染症||||| +//|感染症|-|-|-|-
-|抵抗機構|||||+//|抵抗機構|-|-|-|-|
|動脈内投与時|-|-|-|カテーテル先端付近の動脈壁の変性、血栓形成 | |動脈内投与時|-|-|-|カテーテル先端付近の動脈壁の変性、血栓形成 |
|その他|-|発熱、頭痛|-|糖尿、低カルシウム血症、耐糖能異常| |その他|-|発熱、頭痛|-|糖尿、低カルシウム血症、耐糖能異常|
-|臨床検査|||||+//|臨床検査|-|-|-|-|
//**ジェネリック医薬品 //**ジェネリック医薬品
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