1: 2012-08-23 (木) 17:11:53 seriza | 現: 2019-12-05 (木) 14:08:59 kondo | ||
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**作用と効果 [#e9e0683c] | **作用と効果 [#e9e0683c] | ||
- | 脳内の神経伝達物質(主にドパミン)の受容体を遮断し、幻覚や妄想、概念の統合障害、躁状態、強い不安感や緊張感などの精神状態を安定させる作用があります。通常、統合失調症、躁病、うつ病における不安・緊張の治療に用いられます。 | + | 脳内の神経伝達物質(主にドパミン)の受容体を遮断し、幻覚や妄想、概念の統合障害、躁状態、強い不安感や緊張感などの精神状態を安定させる作用があります。 |
- | **用法・用量 [#hecb4cdb] | + | 通常、統合失調症、躁病、うつ病における不安・緊張の治療に用いられます。 |
- | -ヒルナミン錠 | + | |
- | 通常、成人は1日1~8錠(レボメプロマジンとして25~200mg)を数回に分けて服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。 | + | |
- | -ヒルナミン散 | + | **用法・用量 [#hecb4cdb] |
- | 通常、成人は1日0.05~0.4g(レボメプロマジンとして25~200mg)を数回に分けて服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。 | + | 通常、成人にはレボメプロマジンとして1日25~200mgを分割経口投与する。 |
- | -ヒルナミン細粒 | + | なお、年齢、症状により適宜増減する。 |
- | 通常、成人は1日0.25~2g(レボメプロマジンとして25~200mg)を数回に分けて服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。 | + | |
- | + | ||
- | + | ||
- | 飲み忘れた場合は、気がついたときにすぐに飲んでください。ただし、次に飲む時間が近いときは、1回とばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。 | + | |
**副作用 [#g77258cc] | **副作用 [#g77258cc] | ||
主な副作用として、鼻閉、パーキンソン症候群(手の震え、筋肉のこわばり)、口渇、便秘、倦怠感、過敏症状、光線過敏症などが報告されています。 | 主な副作用として、鼻閉、パーキンソン症候群(手の震え、筋肉のこわばり)、口渇、便秘、倦怠感、過敏症状、光線過敏症などが報告されています。 | ||
- | ***稀な副作用 [#wf610929] | + | ***重大な副作用 [#wf610929] |
-悪性症候群 | -悪性症候群 | ||
- | 筋肉がこわばる、頻脈、発熱 | + | 無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗、発熱 |
-突然死 | -突然死 | ||
+ | 血圧降下、心電図異常(QT間隔の延長、T波の平低化や逆転、二峰性T波ないしU波の出現 等)により突然死が報告されている。 | ||
めまい、気が遠くなる、脱力感 | めまい、気が遠くなる、脱力感 | ||
-再生不良性貧血、無顆粒球症、白血球減少 | -再生不良性貧血、無顆粒球症、白血球減少 | ||
動悸や息切れ、発熱、のどの痛み | 動悸や息切れ、発熱、のどの痛み | ||
-麻痺性イレウス | -麻痺性イレウス | ||
+ | 腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞 等 | ||
便秘、お腹がはる、激しい腹痛 | 便秘、お腹がはる、激しい腹痛 | ||
-遅発性ジスキネジア、遅発性ジストニア | -遅発性ジスキネジア、遅発性ジストニア | ||
舌を動かしたり出し入れしたりする、絶えず噛むような口の動き、身体が意思に反して動く | 舌を動かしたり出し入れしたりする、絶えず噛むような口の動き、身体が意思に反して動く | ||
+ | -抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH) | ||
+ | 低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがある。 | ||
+ | -眼障害 | ||
+ | 長期又は大量投与により、角膜・水晶体の混濁、網膜・角膜の色素沈着があらわれることがある。 | ||
+ | -SLE様症状 | ||
+ | -横紋筋融解症 | ||
+ | CK(CPK)上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇 等 | ||
+ | -肺塞栓症、深部静脈血栓症 | ||
+ | 息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫、 等 | ||
+ | |||
+ | ***その他の副作用 [#sd94358d] | ||
+ | |BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上又は頻度不明 |BGCOLOR(#dcdcdc):0.1~5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):-| | ||
+ | |血液及びリンパ系障害|白血球減少症,顆粒球減少症,血小板減少性紫斑病|-|-|-| | ||
+ | |肝臓|-|-|肝障害|-| | ||
+ | //|肝胆道系|-|-|-|-| | ||
+ | //|腎臓|-|-|-|-| | ||
+ | //|泌尿器|-|-|-|-| | ||
+ | //|生殖系及び乳房|-|-|-|-| | ||
+ | |精神神経系|錯乱,不眠,眩暈,頭痛,不安,興奮,易刺激,痙攣|-|-|-| | ||
+ | //|精神系|-|-|-|-| | ||
+ | //|神経系|-|-|-|-| | ||
+ | //|感覚器|-|-|-|-| | ||
+ | |眼|縮瞳,眼圧亢進,視覚障害|-|-|-| | ||
+ | //|耳|-|-|-|-| | ||
+ | //|鼻腔|-|-|-|-| | ||
+ | |錐体外路症状|パーキンソン症候群(手指振戦,筋強剛,流涎等),ジスキネジア(口周部,四肢等の不随意運動等),ジストニア(眼球上転,眼瞼痙攣,舌突出,痙性斜頸,頸後屈,体幹側屈,後弓反張等),アカシジア(静坐不能)|-|-|-| | ||
+ | |循環器・心臓|血圧降下,頻脈,不整脈,心疾患の悪化|-|-|-| | ||
+ | //|血管|-|-|-|-| | ||
+ | //|呼吸器・胸郭および縦隔障害|-|-|-|-| | ||
+ | |消化器|食欲亢進,食欲不振,舌苔,悪心・嘔吐,下痢,便秘|-|-|-| | ||
+ | //|皮膚・皮下組織系|-|-|-|-| | ||
+ | |過敏症|過敏症状,光線過敏症|-|-|-| | ||
+ | //|下垂体・副腎皮質系|-|-|-|-| | ||
+ | //|免疫系|-|-|-|-| | ||
+ | //|代謝及び栄養|-|-|-|-| | ||
+ | //|体液・電解質|-|-|-|-| | ||
+ | |内分泌|-|体重増加,女性化乳房,乳汁分泌,射精不能,月経異常,糖尿|-|-| | ||
+ | //|筋骨格系及び結合組織障害|-|-|-|-| | ||
+ | //|全身|-|-|-|-| | ||
+ | //|投与部位|-|-|-|-| | ||
+ | //|適用部位|-|-|-|-| | ||
+ | //|感染症|-|-|-|-| | ||
+ | //|傷害、中毒及び処置合併症|-|-|-|-| | ||
+ | //|抵抗機構|-|-|-|-| | ||
+ | |その他|口渇,鼻閉,倦怠感,発熱,浮腫,尿閉,無尿,頻尿,尿失禁,皮膚の色素沈着|-|-|-| | ||
+ | //|臨床検査|-|-|-|-| | ||
+ | |||
+ | |||
+ | |||
+ | |||
+ | **同じ成分の医薬品 [#y42115d5] | ||
+ | -レボトミン錠 | ||
- | **ジェネリック医薬品 [#o31dff70] | + | **ジェネリック医薬品 [#h7f1bd54] |
- | -ソフミン錠 | + | -レボメプロマジン錠 |
- ヒルナミン錠 のバックアップ一覧
- ヒルナミン錠 のバックアップ差分(No. All)
- 1: 2012-08-23 (木) 17:11:53 seriza
- 現: 2019-12-05 (木) 14:08:59 kondo
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