7: 2020-11-07 (土) 15:18:00 kondo | 現: 2022-03-28 (月) 16:50:18 kondo | ||
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Line 4: | Line 4: | ||
''抗HER2ヒト化モノクローナル抗体 抗悪性腫瘍剤'' | ''抗HER2ヒト化モノクローナル抗体 抗悪性腫瘍剤'' | ||
-ハーセプチン注射用 (製薬会社:製造販売元 中外製薬株式会社) | -ハーセプチン注射用 (製薬会社:製造販売元 中外製薬株式会社) | ||
- | --薬価 | + | //--薬価 |
- | ハーセプチン注射用60 60mg(溶解液付)/瓶 18307.00円(2020年4月1日以降) | + | //ハーセプチン注射用60 60mg(溶解液付)/瓶 18307.00円(2020年4月1日以降) |
- | ハーセプチン注射用150 150mg(溶解液付)/瓶 42543.00円(2020年4月1日以降) | + | //ハーセプチン注射用150 150mg(溶解液付)/瓶 42543.00円(2020年4月1日以降) |
//0mg/瓶 円(2020年4月1日以降) | //0mg/瓶 円(2020年4月1日以降) | ||
- | 薬価の改定が更新されていない場合はご注意ください。 | + | // 薬価の改定が更新されていない場合はご注意ください。 |
**作用と効果 [#ded6c9fd] | **作用と効果 [#ded6c9fd] | ||
Line 14: | Line 14: | ||
-HER2過剰発現が確認された乳癌 | -HER2過剰発現が確認された乳癌 | ||
- | |||
-HER2過剰発現が確認された治癒切除不能な進行・再発の胃癌 | -HER2過剰発現が確認された治癒切除不能な進行・再発の胃癌 | ||
+ | -HER2陽性の根治切除不能な進行・再発の唾液腺癌 | ||
**用法・用量 [#jcab825e] | **用法・用量 [#jcab825e] | ||
- | HER2過剰発現が確認された乳癌にはA法又はB法を使用する。HER2過剰発現が確認された治癒切除不能な進行・再発の胃癌には他の抗悪性腫瘍剤との併用でB法を使用する。 | ||
+ | HER2過剰発現が確認された乳癌にはA法又はB法を使用する。 | ||
+ | |||
+ | HER2過剰発現が確認された治癒切除不能な進行・再発の胃癌には他の抗悪性腫瘍剤との併用でB法を使用する。 | ||
+ | |||
+ | HER2陽性の根治切除不能な進行・再発の唾液腺癌にはドセタキセル製剤との併用でB法を使用する。 | ||
-A法 | -A法 | ||
通常、成人に対して1日1回、トラスツズマブ(遺伝子組換え)として初回投与時には4mg/kg(体重)を、2回目以降は2mg/kgを90分以上かけて1週間間隔で点滴静注する。 | 通常、成人に対して1日1回、トラスツズマブ(遺伝子組換え)として初回投与時には4mg/kg(体重)を、2回目以降は2mg/kgを90分以上かけて1週間間隔で点滴静注する。 | ||
- | |||
-B法 | -B法 | ||
通常、成人に対して1日1回、トラスツズマブ(遺伝子組換え)として初回投与時には8mg/kg(体重)を、2回目以降は6mg/kgを90分以上かけて3週間間隔で点滴静注する。 | 通常、成人に対して1日1回、トラスツズマブ(遺伝子組換え)として初回投与時には8mg/kg(体重)を、2回目以降は6mg/kgを90分以上かけて3週間間隔で点滴静注する。 | ||
- | |||
なお、初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。 | なお、初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。 | ||
+ | |||
**生活上の注意 [#ndc87a6e] | **生活上の注意 [#ndc87a6e] | ||
Line 170: | Line 173: | ||
+ | |||
+ | |||
+ | ****HER2陽性の根治切除不能な進行・再発の唾液腺癌 [#m186f22f] | ||
+ | |BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):30%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):20~30%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):20%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明| | ||
+ | |血液及びリンパ系障害|-|-|リンパ球数減少|-| | ||
+ | |肝臓|-|ALT増加|-|-| | ||
+ | //|肝胆道系|-|-|-|-| | ||
+ | //|腎臓|-|-|-|-| | ||
+ | //|膵臓|-|-|-|-| | ||
+ | //|泌尿器|-|-|-|-| | ||
+ | //|生殖系及び乳房|-|-|-|-| | ||
+ | //|精神神経系|-|-|-|-| | ||
+ | //|精神系|-|-|-|-| | ||
+ | //|神経系|-|-|-|-| | ||
+ | //|感覚器|-|-|-|-| | ||
+ | |眼|-|-|流涙増加|-| | ||
+ | //|耳|-|-|-|-| | ||
+ | //|鼻腔|-|-|-|-| | ||
+ | //|錐体外路症状|-|-|-|-| | ||
+ | //|循環器・心臓|-|-|-|-| | ||
+ | //|血管|-|-|-|-| | ||
+ | |呼吸器・胸郭および縦隔障害|-|胸水|気管支炎、呼吸困難|-| | ||
+ | |消化器|-|-|口内炎、上腹部痛、嘔吐、食欲不振|-| | ||
+ | |皮膚・皮下組織系|-|-|爪甲剥離症、皮膚乾燥、脱毛症|-| | ||
+ | //|過敏症|-|-|-|-| | ||
+ | //|下垂体・副腎皮質系|-|-|-|-| | ||
+ | //|免疫系|-|-|-|-| | ||
+ | //|代謝及び栄養|-|-|-|-| | ||
+ | //|体液・電解質|-|-|-|-| | ||
+ | //|内分泌|-|-|-|-| | ||
+ | //|筋骨格系及び結合組織障害|-|-|-|-| | ||
+ | //|全身|-|-|-|-| | ||
+ | //|投与部位|-|-|-|-| | ||
+ | //|適用部位|-|-|-|-| | ||
+ | //|感染症|-|-|-|-| | ||
+ | //|傷害、中毒及び処置合併症|-|-|-|-| | ||
+ | //|抵抗機構|-|-|-|-| | ||
+ | |その他|倦怠感、末梢性浮腫、低アルブミン血症|-|体重増加、顔面浮腫、発熱、低カルシウム血症、血中乳酸脱水素酵素増加|-| | ||
+ | //|臨床検査|-|-|-|-| | ||
- ハーセプチン注射用 のバックアップ一覧
- ハーセプチン注射用 のバックアップ差分(No. All)
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