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1: 2012-06-07 (木) 18:38:34 seriza | 現: 2017-12-13 (水) 14:37:40 kondo | ||
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**用法・用量 [#g7057584] | **用法・用量 [#g7057584] | ||
- | 成長ホルモン分泌不全性低身長症ほか | + | |
-骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症 | -骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症 | ||
- | 通常、1週間に体重kg当たり主成分として0.175mgを6~7回に分けて皮下に注射します。 | + | 通常1週間に体重kg当たり、ソマトロピン(遺伝子組換え)として0.175mgを6〜7回に分けて皮下に注射する。 |
- | -骨端線閉鎖を伴わないターナー症候群や軟骨異栄養症における低身長 | + | |
- | 通常、1週間に体重kg当たり主成分として0.35mgを6~7回に分けて皮下に注射します。 | + | |
- | -骨端線閉鎖を伴わないSGA性低身長症 | + | |
- | 通常、1週間に体重kg当たり主成分として0.23mgを6~7回に分けて皮下に注射します。効果不十分な場合は1週間に体重kg当たり0.47mgまで増量され、6~7回に分けて皮下に注射します。 | + | |
- | 本剤は1カートリッジ(1.5mL)中に主成分5mgを含みます。必ず指示された方法に従ってください。 | ||
- | 成人成長ホルモン分泌不全症 | + | -骨端線閉鎖を伴わないターナー症候群における低身長 |
- | 通常、初めは1週間に体重kg当たり主成分として0.021mgを6~7回に分けて皮下に注射します。臨床症状に応じて1週間に体重kg当たり0.084mgを上限として漸増され、1週間に6~7回に分けて皮下に注射します。なお、注射量は臨床症状や血清インスリン様成長因子-I(IGF-I)濃度などの検査所見に応じて適宜増減されますが、1日に1mgを超えてはいけません。 | + | 通常1週間に体重kg当たり、ソマトロピン(遺伝子組換え)として0.35mgを6〜7回に分けて皮下に注射する。 |
- | 本剤は1カートリッジ(1.5mL)中に主成分5mgを含みます。必ず指示された方法に従ってください。 | ||
- | 注射にあたっては必ず添付の使用説明書を読んでください。また、JIS T3226-2に適合するJIS A型専用注射針(ペンニードルなど)を使用してください。皮下注射する場合には、注射部位を上腕、大腿、腹部、臀部など広範に、順序よく移動し、同一部位に短期間内に繰り返し注射しないでください。 | + | -骨端線閉鎖を伴わない軟骨異栄養症における低身長 |
+ | 通常1週間に体重kg当たり、ソマトロピン(遺伝子組換え)として0.35mg を6〜7回に分けて皮下に注射する。 | ||
- | 注射を忘れた場合は次の決められた時間に、通常どおり1回量を注射してください。1~2回注射を忘れても問題はありません。絶対に2回分を一度に注射してはいけません。誤って多く注射した場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で注射を止めないでください。 | + | -成人成長ホルモン分泌不全症 |
+ | (重症に限る) | ||
+ | 通常開始用量として、1週間に体重kg当たり、ソマトロピン(遺伝子組換え)として0.021mgを6〜7回に分けて皮下に注射する。患者の臨床症状に応じて1週間に体重kg当たり0.084mgを上限として漸増し、1週間に6〜7回に分けて皮下に注射する。なお、投与量は臨床症状及び血清インスリン様成長因子-I(IGF-I)濃度等の検査所見に応じて適宜増減する。ただし、1日量として1mgを超えないこと。 | ||
+ | |||
+ | |||
+ | -骨端線閉鎖を伴わないSGA(small-for-gestational age)性低身長症 | ||
+ | 通常1週間に体重kg当たり、ソマトロピン(遺伝子組換え)として0.23mgを6〜7回に分けて皮下に注射する。なお、効果不十分な場合は1週間に体重kg当たり0.47mgまで増量し、6〜7回に分けて皮下に注射する。 | ||
+ | |||
+ | |||
+ | -骨端線閉鎖を伴わないヌーナン症候群における低身長 | ||
+ | 通常1週間に体重kg当たり、ソマトロピン(遺伝子組換え)として0.23mgを6〜7回に分けて皮下に注射する。なお、効果不十分な場合は1週間に体重kg当たり0.47mgまで増量し、6〜7回に分けて皮下に注射する。 | ||
**副作用 [#e33a6ad1] | **副作用 [#e33a6ad1] | ||
Line 33: | Line 39: | ||
- | ***稀な副作用 [#vb320331] | + | ***重大な副作用 [#q0ac8041] |
-O脚の悪化 | -O脚の悪化 | ||
直立したときに両膝がつかない | 直立したときに両膝がつかない | ||
Line 42: | Line 48: | ||
-ネフローゼ症候群 | -ネフローゼ症候群 | ||
全身の著明なむくみ、尿量減少、呼吸困難 | 全身の著明なむくみ、尿量減少、呼吸困難 | ||
+ | 浮腫、尿蛋白、低蛋白血症 | ||
+ | |||
-糖尿病 | -糖尿病 | ||
口渇、多量の水を飲む、疲れやすい | 口渇、多量の水を飲む、疲れやすい | ||
- | 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。 | + | ***その他の副作用 [#s0a3bdad] |
+ | |BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):-|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明| | ||
+ | |血液及びリンパ系障害||||| | ||
+ | |肝臓|AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇|-|-|-| | ||
+ | |肝胆道系||||| | ||
+ | |腎臓||||| | ||
+ | |泌尿器||||| | ||
+ | |生殖系及び乳房||||| | ||
+ | |精神系||||| | ||
+ | |神経系|頭痛、倦怠感、感覚障害(しびれ、錯感覚、感覚鈍麻等)|-|手根管症候群、頭蓋内圧亢進に伴う乳頭浮腫・視覚異常・頭痛・悪心・嘔吐|-| | ||
+ | |感覚器||||| | ||
+ | |眼||||| | ||
+ | |耳||||| | ||
+ | |循環器 心臓||||| | ||
+ | |血管||||| | ||
+ | |呼吸器||||| | ||
+ | |消化器|腹痛|-|嘔気、嘔吐|-| | ||
+ | |皮膚・皮下組織系||||| | ||
+ | |過敏症|そう痒(症)、発疹(蕁麻疹、紅斑等)|-|注射部位発赤|-| | ||
+ | |下垂体・副腎皮質系||||| | ||
+ | |免疫系||||| | ||
+ | |代謝及び栄養||||| | ||
+ | |内分泌|耐糖能低下、T3値の増加及び減少、T4値の増加及び減少、TSH上昇及び低下|-|甲状腺機能低下症|-| | ||
+ | |筋骨格系及び結合組織障害|関節痛・下肢痛等の成長痛、筋痛、筋骨格硬直、背部痛、四肢痛、筋痙縮、側弯症等の脊柱変形の進行|-|有痛性外脛骨、外骨腫、大腿骨骨頭辷り症、大腿骨骨頭壊死、踵骨骨端炎、周期性四肢麻痺|関節硬直| | ||
+ | |全身||||| | ||
+ | |感染症||||| | ||
+ | |投与部位|注射部位の熱感・疼痛|-|注射部位の硬結、皮下脂肪の消失|-| | ||
+ | |抵抗機構||||| | ||
+ | |その他|LDH上昇、白血球数上昇、好酸球増多、遊離脂肪酸上昇、血清P上昇、尿潜血・顕微鏡的血尿、蛋白尿、ALP上昇、CK(CPK)上昇、浮腫|-|ミオグロビン上昇|-| | ||
+ | |臨床検査||||| | ||
**ジェネリック医薬品 [#p9c61ac8] | **ジェネリック医薬品 [#p9c61ac8] | ||
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