4: 2015-06-06 (土) 21:45:09 seriza | 現: 2018-12-03 (月) 20:36:22 kondo | ||
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**用法・用量 [#odea664c] | **用法・用量 [#odea664c] | ||
- | 通常、成人は主成分として、1回2シリンジ(主成分として400mg)を初回、2週後、4週後に皮下注射し、以後1回1シリンジ(200mg)を2週間の間隔で皮下注射します。なお、症状安定後には、1回2シリンジ(400mg)を4週間の間隔で皮下注射することもあります。 | + | |
- | -必ず指示された使用方法に従ってください。 | + | 通常、成人にはセルトリズマブ ペゴル(遺伝子組換え)として、1回400mgを初回、2週後、4週後に皮下注射し、以後1回200mgを2週間の間隔で皮下注射する。 |
- | -室温に戻してから使用してください(通常、室温に戻すには30分程度必要です)。 | + | なお、症状安定後には、1回400mgを4週間の間隔で皮下注射できる。 |
- | -注射をする部位はお腹、太もも、上腕部です。患者さんご自身で注射される場合は、お腹か両太ももに注射してください。 | + | |
- | -ご家族の方が注射する場合は、上腕部も可能です。1回2シリンジ注射する場合は、1本目と2本目の注射箇所を変えてください。 | + | |
- | -皮膚に痛みや赤みがあったり、ケガをしていたり、硬くなっている部位は避けてください。 | + | |
- | -注射し忘れた場合は、医師に連絡をとり、指示を受けてください。 | + | |
- | -誤って多く注射した場合は医師または薬剤師に相談してください。 | + | |
- | -医師の指示なしに、自分の判断で注射するのを止めないでください。 | + | |
**副作用 [#b63a0b90] | **副作用 [#b63a0b90] | ||
- | 主な副作用として、鼻咽頭炎、上気道感染、咽頭炎、気管支炎、帯状疱疹、肝機能異常などが報告されています。 | ||
- | ***稀な副作用 [#qd368656] | + | 主な副作用は鼻咽頭炎、上気道感染、肝機能異常、咽頭炎、気管支炎、帯状疱疹 等 |
+ | |||
+ | ***重大な副作用 [#g091c04a] | ||
-敗血症、肺炎などの重篤な感染症 | -敗血症、肺炎などの重篤な感染症 | ||
+ | 細菌、真菌(ニューモシスティス等)、寄生虫、ウイルス等の日和見感染症によるものがあらわれることがある。 | ||
発熱、悪寒、咳・痰 | 発熱、悪寒、咳・痰 | ||
-結核 | -結核 | ||
+ | 肺外結核(胸膜、リンパ節等)、播種性結核があらわれることがある。 | ||
長引く咳・微熱、全身倦怠感、体重減少 | 長引く咳・微熱、全身倦怠感、体重減少 | ||
-重篤なアレルギー反応 | -重篤なアレルギー反応 | ||
呼吸困難、蕁麻疹、意識消失 | 呼吸困難、蕁麻疹、意識消失 | ||
-脱髄疾患 | -脱髄疾患 | ||
+ | 多発性硬化症、視神経炎、横断性脊髄炎、ギラン・バレー症候群 等の新たな発生もしくは悪化があらわれることがある。 | ||
視力低下・複視、しびれ・痛み・運動麻痺 | 視力低下・複視、しびれ・痛み・運動麻痺 | ||
+ | -重篤な血液障害 | ||
+ | 再生不良性貧血を含む汎血球減少症、血球減少症(血小板減少、白血球減少、顆粒球減少 等)があらわれることがある。 | ||
+ | -抗dsDNA抗体の陽性化を伴うループス様症候群 | ||
+ | 抗dsDNA抗体が陽性化し、関節痛、筋肉痛、皮疹等の症状があらわれることがある。 | ||
-間質性肺炎 | -間質性肺炎 | ||
発熱、空咳、動いた後の息切れ | 発熱、空咳、動いた後の息切れ | ||
- | **ジェネリック医薬品 [#qc138dfb] | + | ***その他の副作用 [#hafdb10d] |
+ | |BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):1~5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明| | ||
+ | |血液及びリンパ系障害|-|-|貧血、リンパ節症、リンパ球減少|好酸球性障害、白血球増加、血小板増加、脾腫、赤血球増加、白血球形態異常、凝固時間延長| | ||
+ | |肝臓|肝障害|-|高ビリルビン血症|肝炎、肝不全、肝硬変、胆汁うっ滞、胆石症| | ||
+ | |肝胆道系||||| | ||
+ | |腎臓|-|-|尿検査異常|腎機能障害、尿中血陽性、腎結石症、膀胱及び尿道の症状、腎症(腎炎を含む)| | ||
+ | |泌尿器||||| | ||
+ | |生殖系及び乳房|-|-|月経周期及び子宮出血異常(無月経を含む)|乳房障害、無精子症、亀頭炎、腟分泌物、性機能不全| | ||
+ | |精神神経系|-|-|頭痛、感覚異常、浮動性めまい、片頭痛、睡眠障害|不安、気分障害、自殺企図、譫妄、精神的機能障害、攻撃性、末梢性ニューロパチー、振戦、発作、錐体外路障害、三叉神経痛、協調運動・平衡障害、発声障害、仮面状顔貌、失神| | ||
+ | |神経系||||| | ||
+ | |感覚器||||| | ||
+ | |眼|-|-|眼の炎症、眼瞼炎、涙器障害|視覚障害| | ||
+ | |耳|-|-|難聴、耳鳴、回転性めまい|-| | ||
+ | |錐体外路症状||||| | ||
+ | |循環器 心臓|-|高血圧|血管炎、虚血性冠動脈障害(心筋梗塞、狭心症を含む)、伝導ブロック|不整脈、動悸、心筋症(心不全を含む)、心膜炎、凝固亢進(肺塞栓症、血栓性静脈炎を含む)、低血圧、斑状出血(血腫、点状出血を含む)、脳血管発作、動脈硬化症、レイノー現象、網状皮斑、毛細血管拡張症| | ||
+ | |血管||||| | ||
+ | |呼吸器|-|気道の炎症|喘息、咳嗽|胸水、呼吸困難、気道うっ血、鼻潰瘍| | ||
+ | |消化器|-|胃炎、歯周炎、口内炎、腸炎、悪心|口唇炎、舌炎、下痢、消化不良、便秘、嘔吐、腹部膨満|食道炎、胃腸潰瘍及び穿孔、口腔咽頭乾燥、腹水、嚥下痛、腸運動過剰| | ||
+ | |皮膚・皮下組織系|発疹(湿疹、皮膚炎、紅斑等)|爪の障害|脱毛症、そう痒、ざ瘡、光線過敏症|汗腺障害、皮膚乾燥、急性熱性好中球性皮膚症、皮膚剥脱・落屑、水疱、皮膚潰瘍、酒さ、ばら色粃糠疹、皮膚線条、皮膚変色、毛質障害、皮膚損傷、多形紅斑 | | ||
+ | |過敏症||||| | ||
+ | |下垂体・副腎皮質系||||| | ||
+ | |免疫系||||| | ||
+ | |代謝及び栄養|-|-|甲状腺障害、体重変動、脂質異常症、血中ブドウ糖変動|電解質失調、食欲障害、低アルブミン血症、低蛋白血症、ヘモジデリン沈着症| | ||
+ | |内分泌||||| | ||
+ | |筋骨格系及び結合組織障害|-|関節炎|CK増加|筋障害、腱症| | ||
+ | |全身||||| | ||
+ | |投与部位||||| | ||
+ | |感染症|細菌感染(膿瘍を含む)、ウイルス感染(帯状疱疹、ヘルペス、乳頭腫ウイルス、インフルエンザ、インフルエンザ様疾患を含む)|真菌感染、副鼻腔炎|-|-| | ||
+ | |抵抗機構||||| | ||
+ | |その他|注射部位反応|KL-6増加|疼痛、発熱、脂肪織炎、無力症|出血(鼻、消化管、皮下等)、自己抗体陽性、サルコイドーシス、血清病、浮腫(末梢及び顔面を含む)、自然流産、瘻孔、悪寒、温度感覚の異常、寝汗、潮紅、ALP増加、血中尿酸増加、治癒不良、良性腫瘍又は嚢胞(皮膚乳頭腫を含む)、前癌病変(口腔内白斑症、メラノサイト性母斑を含む)| | ||
+ | |臨床検査||||| | ||
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+ | |||
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+ | //**ジェネリック医薬品 | ||
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- シムジア皮下注 のバックアップ一覧
- シムジア皮下注 のバックアップ差分(No. All)
- 1: 2013-10-08 (火) 14:19:03 seria
- 2: 2013-10-08 (火) 14:20:49 seria
- 3: 2014-11-14 (金) 12:27:14 seria
- 4: 2015-06-06 (土) 21:45:09 seriza
- 現: 2018-12-03 (月) 20:36:22 kondo
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