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- サンドスタチン皮下注用 へ行く。
1: 2012-07-02 (月) 16:45:57 seriza | 現: 2021-10-06 (水) 15:48:04 kondo | ||
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*オクトレオチド酢酸塩(Octreotide acetate) [#w235469b] | *オクトレオチド酢酸塩(Octreotide acetate) [#w235469b] | ||
''持続性ソマトスタチンアナログ製剤'' | ''持続性ソマトスタチンアナログ製剤'' | ||
- | -サンドスタチン皮下注用 (製薬会社:ノバルティス ファーマ株式会社) | + | -サンドスタチン皮下注用 (製薬会社:製造販売 ノバルティス ファーマ株式会社) |
**作用と効果 [#ld1a209f] | **作用と効果 [#ld1a209f] | ||
- | 膵臓などの消化管や脳の下垂体にできた腫瘍から過剰に分泌されているホルモンの分泌を抑えて、そのことによって起こっていた症状をやわらげます。 通常、消化管ホルモン産生腫瘍、先端巨大症・下垂体性巨人症に伴う症状の改善に用いられます。 | + | 膵臓などの消化管や脳の下垂体にできた腫瘍から過剰に分泌されているホルモンの分泌を抑えて、そのことによって起こっていた症状をやわらげます。 |
+ | 通常、消化管ホルモン産生腫瘍、先端巨大症・下垂体性巨人症に伴う症状の改善に用いられます。 | ||
+ | -下記疾患に伴う諸症状の改善 | ||
+ | 消化管ホルモン産生腫瘍(VIP産生腫瘍、カルチノイド症候群の特徴を示すカルチノイド腫瘍、ガストリン産生腫瘍) | ||
+ | -下記疾患における成長ホルモン、ソマトメジン-C分泌過剰状態及び諸症状の改善 | ||
+ | 先端巨大症・下垂体性巨人症(外科的処置、他剤による治療で効果が不十分な場合又は施行が困難な場合) | ||
+ | -進行・再発癌患者の緩和医療における消化管閉塞に伴う消化器症状の改善 | ||
+ | -先天性高インスリン血症に伴う低血糖(他剤による治療で効果が不十分な場合) | ||
**用法・用量 [#wcb78d84] | **用法・用量 [#wcb78d84] | ||
- | 通常、成人は1日2または3アンプル(オクトレオチドとして100または150μg)を1日2回または1日3回分けて皮下注射をはじめ、効果が不十分な場合は1日6アンプル(オクトレオチドとして300μg)まで増量されます。症状によって適宜増減されます。必ず指示された使用方法に従ってください。 | + | |
- | -繰り返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど同じ部位はさけてください。 | + | |
- | -注射針を刺したとき、強い痛みを感じたり、注射針に血液が逆流した場合は、すぐに注射針を抜いて、部位をかえて注射してください。 | + | -消化管ホルモン産生腫瘍、先端巨大症・下垂体性巨人症 |
- | -注射し忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く注射してください。ただし、次の通常注射する時間が近い場合は、忘れた分は注射しないで1回分を飛ばしてください。 | + | 通常、成人にはオクトレオチドとして1日量100又は150μgより投与をはじめ、効果が不十分な場合は1日量300μgまで漸増し、2~3回に分けて皮下投与する。なお、症状により適宜増減する。 |
- | -絶対に2回分を一度に注射してはいけません。 | + | |
- | -誤って多く注射した場合は医師または薬剤師に相談してください。 | + | -進行・再発癌患者の緩和医療における消化管閉塞に伴う消化器症状 |
- | -医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。 | + | 通常、成人にはオクトレオチドとして1日量300μgを24時間持続皮下投与する。なお、症状により適宜増減する。 |
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+ | -先天性高インスリン血症に伴う低血糖 | ||
+ | 通常、オクトレオチドとして1日量5μg/kgを、3~4回に分けて皮下投与又は24時間持続皮下投与する。なお、患者の状態に応じて適宜増減するが、最大投与量は1日量25μg/kgまでとする。 | ||
+ | |||
**副作用 [#e8e043df] | **副作用 [#e8e043df] | ||
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- | ***稀な副作用 [#aee1732a] | + | ***重大な副作用 [#aee1732a] |
-アナフィラキシー様症状 | -アナフィラキシー様症状 | ||
血圧低下、呼吸困難、皮疹 | 血圧低下、呼吸困難、皮疹 | ||
-徐脈 | -徐脈 | ||
息切れ、めまい、意識障害 | 息切れ、めまい、意識障害 | ||
+ | |||
+ | ***その他の副作用 [#s37f8c4c] | ||
+ | |BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):1~5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明| | ||
+ | //|血液及びリンパ系障害|-|-|-|-| | ||
+ | //|肝臓|-|-|-|-| | ||
+ | |肝胆道系|-|肝機能異常、AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、γ-GTP上昇、胆石|LDH上昇、ビリルビン上昇|胆嚢炎| | ||
+ | //|腎臓|-|-|-|-| | ||
+ | //|膵臓|-|-|-|-| | ||
+ | //|泌尿器|-|-|-|-| | ||
+ | //|生殖系及び乳房|-|-|-|-| | ||
+ | //|精神神経系|-|-|-|-| | ||
+ | //|精神系|-|-|-|-| | ||
+ | |神経系|-|-|頭痛、めまい|-| | ||
+ | //|感覚器|-|-|-|-| | ||
+ | //|眼|-|-|-|-| | ||
+ | //|耳|-|-|-|-| | ||
+ | //|鼻腔|-|-|-|-| | ||
+ | //|錐体外路症状|-|-|-|-| | ||
+ | //|循環器・心臓|-|-|-|-| | ||
+ | //|血管|-|-|-|-| | ||
+ | |呼吸器・胸郭および縦隔障害|-|-|-|呼吸困難| | ||
+ | |消化器|嘔気|胃部不快感、下痢、嘔吐|便秘、腹痛、食欲不振、白色便、腹部膨満|膵炎、鼓腸放屁| | ||
+ | |皮膚・皮下組織系|-|-|発赤、皮膚そう痒感、脱毛|-| | ||
+ | //|過敏症|-|-|-|-| | ||
+ | //|下垂体・副腎皮質系|-|-|-|-| | ||
+ | //|免疫系|-|-|-|-| | ||
+ | |代謝及び栄養|-|-|耐糖能異常、低血糖、高血糖|脱水| | ||
+ | //|体液・電解質|-|-|-|-| | ||
+ | |内分泌|-|-|-|甲状腺機能低下症、甲状腺機能障害(甲状腺刺激ホルモン(TSH)減少、総サイロキシン(T4)減少及び遊離T4減少等)| | ||
+ | //|筋骨格系及び結合組織障害|-|-|-|-| | ||
+ | |全身|-|-|疲労、けん怠感|-| | ||
+ | //|投与部位|-|-|-|-| | ||
+ | |適用部位|疼痛|-|発赤、硬結|刺激感、刺痛、腫脹、灼熱感| | ||
+ | //|感染症|-|-|-|-| | ||
+ | //|傷害、中毒及び処置合併症|-|-|-|-| | ||
+ | //|抵抗機構|-|-|-|-| | ||
+ | //|その他|-|-|-|-| | ||
+ | //|臨床検査|-|-|-|-| | ||
**ジェネリック医薬品 [#zf96a8ef] | **ジェネリック医薬品 [#zf96a8ef] | ||
- | - | + | -オクトレオチド酢酸塩皮下注 |
- サンドスタチン皮下注用 のバックアップ一覧
- サンドスタチン皮下注用 のバックアップ差分(No. All)
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