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1: 2013-11-27 (水) 18:03:59 seriza | 現: 2021-06-27 (日) 00:49:25 kondo | ||
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真菌(カビ)の細胞膜合成を阻害し、病気の原因となる真菌の増殖を抑えることにより抗真菌作用を示します。 | 真菌(カビ)の細胞膜合成を阻害し、病気の原因となる真菌の増殖を抑えることにより抗真菌作用を示します。 | ||
通常、内臓真菌症(呼吸器、消化器、尿路などの深在性真菌症)、深在性皮膚真菌症(スポロトリコーシス、クロモミコーシス)、表在性皮膚真菌症(爪白癬以外の白癬、カンジダ症、癜風やマラセチア毛包炎)、爪白癬の治療に用いられます。 | 通常、内臓真菌症(呼吸器、消化器、尿路などの深在性真菌症)、深在性皮膚真菌症(スポロトリコーシス、クロモミコーシス)、表在性皮膚真菌症(爪白癬以外の白癬、カンジダ症、癜風やマラセチア毛包炎)、爪白癬の治療に用いられます。 | ||
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+ | -適応菌種 | ||
+ | 皮膚糸状菌(トリコフィトン属、ミクロスポルム属、エピデルモフィトン属)、カンジダ属、マラセチア属、アスペルギルス属、クリプトコックス属、スポロトリックス属、ホンセカエア属 | ||
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+ | -適応症 | ||
+ | --内臓真菌症(深在性真菌症) | ||
+ | 真菌血症、呼吸器真菌症、消化器真菌症、尿路真菌症、真菌髄膜炎 | ||
+ | --深在性皮膚真菌症 | ||
+ | スポロトリコーシス、クロモミコーシス | ||
+ | --表在性皮膚真菌症(爪白癬以外) | ||
+ | ---白癬 | ||
+ | 体部白癬、股部白癬、手白癬、足白癬、頭部白癬、ケルスス禿瘡、白癬性毛瘡 | ||
+ | ---カンジダ症 | ||
+ | 口腔カンジダ症、皮膚カンジダ症、爪カンジダ症、カンジダ性爪囲爪炎、カンジダ性毛瘡、慢性皮膚粘膜カンジダ症 | ||
+ | ---癜風、マラセチア毛包炎 | ||
+ | --爪白癬 | ||
**用法・用量 [#c3e8690e] | **用法・用量 [#c3e8690e] | ||
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主な副作用として、肝機能異常、胃不快感、嘔気、発疹、腹痛、鼓腸放屁(腸にガスがたまって張る)、下痢、低カリウム血症(体がだるいなど)などが報告されています。 | 主な副作用として、肝機能異常、胃不快感、嘔気、発疹、腹痛、鼓腸放屁(腸にガスがたまって張る)、下痢、低カリウム血症(体がだるいなど)などが報告されています。 | ||
- | ***稀な副作用 [#h5b1e539] | + | ***重大な副作用 [#h5b1e539] |
-うっ血性心不全、肺水腫 | -うっ血性心不全、肺水腫 | ||
足や全身のむくみ、吐き気、息切れ・息苦しい | 足や全身のむくみ、吐き気、息切れ・息苦しい | ||
-肝障害、胆汁うっ滞、黄疸 | -肝障害、胆汁うっ滞、黄疸 | ||
- | 体がだるい、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる | + | 食欲不振、嘔気、嘔吐、倦怠感、腹痛、褐色尿等の症状がみられる。 |
+ | 皮膚や白目が黄色くなる。 | ||
-中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、剥脱性皮膚炎、多形紅斑 | -中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、剥脱性皮膚炎、多形紅斑 | ||
高熱(38℃以上)、眼の充血、口や唇のただれ、顔や全身が赤くなる | 高熱(38℃以上)、眼の充血、口や唇のただれ、顔や全身が赤くなる | ||
-ショック、アナフィラキシー | -ショック、アナフィラキシー | ||
- | 息苦しい、蕁麻疹、意識がもうろうとする | + | チアノーゼ、冷汗、血圧低下、呼吸困難、胸内苦悶等があらわれる。 |
+ | 息苦しい、蕁麻疹、意識がもうろうとする。 | ||
+ | -間質性肺炎 | ||
+ | 咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音の異常(捻髪音)等がみられる。 | ||
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+ | ***その他の副作用 [#a4ffed6a] | ||
+ | |BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1~5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明| | ||
+ | |血液及びリンパ系障害|-|好酸球増多、白血球減少、血小板減少|貧血|白血球増多、顆粒球減少、好中球減少| | ||
+ | |肝臓|-|肝機能異常、AST(GOT)増加、ALT(GPT)増加、LDH増加、γ-GTP増加、Al-P増加|血中ビリルビン増加、LAP増加|-| | ||
+ | //|肝胆道系|-|-|-|-| | ||
+ | |腎臓|-|BUNの上昇|尿蛋白及び尿糖の陽性、腎障害|頻尿、尿失禁、血尿、尿検査異常、尿円柱、尿量減少、腎機能検査値異常、腎尿細管障害| | ||
+ | //|泌尿器|-|-|-|-| | ||
+ | |生殖系及び乳房|-|-|-|月経異常、勃起不全| | ||
+ | |精神神経系|-|倦怠感|肩こり、不眠、めまい、頭痛、末梢神経障害|眠気、錯感覚、感覚鈍麻、不安、傾眠、発声障害、錯乱状態、振戦| | ||
+ | //|精神系|-|-|-|-| | ||
+ | //|神経系|-|-|-|-| | ||
+ | //|感覚器|-|-|-|-| | ||
+ | //|眼|-|-|-|-| | ||
+ | //|耳|-|-|-|-| | ||
+ | //|鼻腔|-|-|-|-| | ||
+ | //|錐体外路症状|-|-|-|-| | ||
+ | |循環器・心臓|-|-|不整脈|心室性期外収縮、房室ブロック、動悸、狭心症発作、徐脈、心電図異常、血管障害、血圧上昇、頻脈、高血圧、低血圧| | ||
+ | //|血管|-|-|-|-| | ||
+ | |呼吸器・胸郭および縦隔障害|-|-|-|咽喉頭疼痛、呼吸困難、咳嗽| | ||
+ | |消化器|-|腹痛、嘔気、便秘、下痢、嘔吐、消化不良、食欲不振、鼓腸放屁|おくび、舌炎、口内炎、腹部腰背部痛|軟便、腹部不快感、口腔内痛、歯周炎、胃炎、胃十二指腸潰瘍| | ||
+ | |皮膚・皮下組織系|-|発疹、そう痒症|紅斑性発疹、脱毛、蕁麻疹、光線過敏性反応|白血球破砕性血管炎、湿疹、皮膚乾燥、皮膚腫脹| | ||
+ | |過敏症|-|-|-|血管浮腫| | ||
+ | //|下垂体・副腎皮質系|-|-|-|-| | ||
+ | //|免疫系|-|-|-|-| | ||
+ | |代謝及び栄養|-|-|-|低カリウム血症| | ||
+ | //|体液・電解質|-|-|-|-| | ||
+ | //|内分泌|-|-|-|-| | ||
+ | //|筋骨格系及び結合組織障害|-|-|-|-| | ||
+ | //|全身|-|-|-|-| | ||
+ | //|投与部位|-|-|-|-| | ||
+ | //|適用部位|-|-|-|-| | ||
+ | |感染症|-|-|-|鼻炎| | ||
+ | //|傷害、中毒及び処置合併症|-|-|-|-| | ||
+ | //|抵抗機構|-|-|-|-| | ||
+ | |その他|-|浮腫|発熱、ほてり、味覚異常、耳鳴、難聴|胸痛、血清病、視覚障害(霧視、複視を含む)、筋痛、関節痛、悪寒、異常感、無力症、腫脹、自傷、体重増加、高血糖、多汗症、顔面浮腫| | ||
+ | //|臨床検査|-|-|-|-| | ||
+ | |||
+ | **同じ成分の医薬品 [#v5f8ebb6] | ||
+ | -イトリゾール注 | ||
+ | -イトリゾール内用液 | ||
**ジェネリック医薬品 [#wff4095f] | **ジェネリック医薬品 [#wff4095f] | ||
-イトラコナゾール錠 | -イトラコナゾール錠 | ||
- | -イトラートカプセル | + | -イトラコナゾールカプセル |
- | -イトラリール錠 | + | -イトラコナゾール内用液 |
- イトリゾールカプセル のバックアップ一覧
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