星野仙一さんが、膵臓がんで4日亡くなった。70歳だった。
膵臓がんと聞くと、『沈黙の臓器で検査で発見されたときは相当進行している場合が多い。治る可能性が低い。』などと悪いイメージが先行してしまう。
実際のところ、治療現場ではどうなっているのだろうか。
手術で癌を切除できた場合の1年生存率は70%強、5年生存率は30%弱、切除できなかった場合の1年生存率は30%弱、5年生存率は0%に近い数値のようだ。正直辛い気持ちになる。
最近は、新しい化学療法の薬剤が増えて治療の選択の幅が出てきているので、今後5年生存率がわずかでも上がることをただただ祈り続けたい。
星野仙一さんのご冥福をお祈りいたします。